長期にわたる重労働、老化、多産、分娩時障害などにより子宮の支持組織の脆弱化がおこり、子宮をはじめとする女性性器が骨盤内の所定の位置から下降した状態をいいます。
子宮下垂 | 外子宮口が膣入口部を超えていない |
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子宮脱 | 外子宮口が膣入口部を一部が超えるもの |
膀胱瘤(脱) | 膀胱が膣外に脱出 |
直腸瘤(脱) | 直腸が膣外に脱出 |
症状は下腹部の違和感、性器出血、頻尿、排尿困難、残尿感、尿閉です。
治療はリングペッサリーで外来で簡単に治療できます。サイズが合わないと抜けてしまったり、痛みや違和感が出ます。定期的に受診し、洗浄やペッサリー交換も必要です。
女性の外陰部にいる細菌が尿道から入って膀胱粘膜に付着、繁殖して起こります。
通常は菌が入っても膀胱の感染防御機構が働いて膀胱炎にはなりませんが、次の様な要因が重なると膀胱炎になります。若い女性にとても多い病気です。
尿検査で判断しますが、膀胱炎が治りにくい方、繰り返す方は、さらに尿の細菌培養検査を行います。
白血球(炎症細胞)が増えていれば膀胱炎と診断します。結果は直ぐに出ます。
細菌の種類と抗生物質の効き具合を確認します。結果は3〜4日かかります。
細菌の種類としては、大腸の中にいる大腸菌、腸球菌や、皮膚・粘膜にいるブドウ状球菌、連鎖球菌などがよく見られます。
クラミジア(性感染)のこともあり、クラミジア膀胱炎が疑わしい時は尿中クラミジアのDNA検査をします。まれに細菌が証明されないこともあります。
必要に応じて腎臓、膀胱に異常がないか確認します。
膀胱炎を繰り返す時、血尿が強い時は他に病気が隠れていないかどうか検査が必要です。
抗生物質の内服5日間です。通常1〜2日間で症状はよくなり、3〜5日間の治療で治癒します。
膀胱炎は突然症状が現れて、排尿時の痛みや頻尿などは日常生活に支障をきたすものです。
また、膀胱炎症状には、膀胱の他の病気(がん、結石、間質性膀胱炎、排尿障害など)や婦人科系(子宮筋腫、卵巣腫瘍、膣炎など)、消化器系(便秘症、大腸の病気など)が隠れていることもあります。
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アキコ婦人科クリニック 京都桂川
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